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「あーーッ!っはぁ、はっ…はー、夢か…」
いや、夢だけど…同じ場面に遭遇したことがある…?
そのシーンを思い出そうとすると不思議と首筋が痛む…夢で噛まれた箇所を確認するようにそっと撫でると部屋の外で勢いよく扉を開閉する音と、バタバタと騒がしい足音が聞こえてきた。
そして同じく勢いよく開けられた扉の先にいたのは夢で出てきた金髪の方の男。
「和泉大丈夫か?!今悲鳴みたいなの聞こえたけど!」
「あ、あぁ…悪い。大丈夫、問題ない」
昨日[おそらく]だった考えは[絶対]に変わった。
コイツが俺を探し出して何をする気かは分からないが、昨日の様子から見るに嫌な予感しかしないので黙っておくことにする。
そんで赤髪の不良については、顔だけ黒い影がかかっていて把握する事は不可能だった。
知らない方が賢明だろう。
「んじゃ、準備して行くか」
俺の言葉に安心したのか軽く頷いて自分の部屋に戻っていった。
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