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別れ
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4時頃になり、カッチャンと言う音がした。
きっと、今帰ってきたんだろうな?
食材は冷蔵庫にしまったためご飯を作って待ってたのは気が付かないだろう。
ガチャ
部屋に入ってきた。
寝たふりをしてるのはバレないだろう。
……臭い。
強い香水の匂いだ。
吐きそうになるのを必死に抑えた。
チュッ
キスされたのは嬉しいが内心複雑だった。
「お休み」
といって、俺の隣に入ってきた。
その臭いまま寝るなんて……
数分すると寝息が聞こえてきた。
寝なのを確認しながら自分の部屋に行き荷造りを始めた。
きっと、君は優しいから俺の隣にいてくれたんだね?
今までありがとうの気持ちを手紙に書いた。
これで終わりだ。
また、いつか会えるといいね。
っと言う気持ちを添えて。
Bye-bye. A dear person.
~バイバイ。愛しき人よ~
俺はそっと家を出た。
住む場所は俺が通っている大学の近くだよ。
こないだ、もしもの時のために借りといたんだ。
気が早すぎたかもしれないけど……
よかった。
バイトともちゃんとしてたから、生活もある程度はできる。
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