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休息2(※R18)
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軽く触れるだけのキスを繰り返す。
…チユ、チユ…
その柔らかい唇に焦れたのは俺のほうで、舌で軽く蒼牙の唇を舐めた。
「…口開けろよ。甘えたいんだろ。」
鼻先が触れ合う距離でそう囁けば、嬉しそうに細められる瞳。
薄く開かれた唇に舌を差し込んだ。
「…ン、」
珍しく蒼牙の口から洩れた声に煽られて、深く口付けていった。
蒼牙の口腔内は温かく、触れた舌先に自分のそれを絡める。
クチュ…チユ…
互いの口から漏れる音に興奮が高まっていく。
俺から絡めた舌はいつしか蒼牙に好きにされ、吸い上げたかと思うと柔らかく咬まれる。
「フッ…ッ…ンッ…ア、」
閉じることのできない唇の端からは、混ざり合った互いの唾液が伝っていく。
それを舌で舐め上げると、情欲に染まった目で見つめながら蒼牙が囁いた。
「…悠さん、違う意味でベッドに行きたくなりました…」
…そんなの、俺だって同じだ。
一日会わず、声を聞いていないだけなのに…こんなにも求めてしまう。
それは蒼牙も同じだと分かって、身体が喜びで震えるようだ。
「…言っただろ。甘やかしてやるって…」
蒼牙の身体を横に押し、ソファーの上に押し倒すと、俺はそのまま上から覆い被さった。
「けど、ベッドまでの時間が惜しいから、ここで我慢しろよ。」
肘掛けに頭を乗せた蒼牙の顔を撫で二ッと笑ってみせる。
欲しくて堪らないのは、蒼牙よりも俺なんだー。
「…ハァ…、悠さん、」
蒼牙の色っぽい声が名前を呼ぶ。
シャツを脱がせ、蒼牙の首筋、鎖骨、胸…と唇を這わした。
いつもとは逆の立場に興奮する。
時折強く吸い付けば、そこには綺麗な紅い痕が残された。
…まるで花びらみたいだ。
自分の付けたキスマークに満足して微笑んだ。
「…ッ!?あぁ、もう!」
「…ッ!」
途端に蒼牙が身体を起こし強く抱き締めてきて、息が詰まってしまう。
「あんまり、そういう顔をしないでください…」
「…そういう顔?」
って、どんな顔だ。
「男の色気満載な、さっきの顔です。…ホント、色々心配だから。」
蒼牙の溜め息が耳元に掛かる。
「…ッ…よく解らないけど…とりあえず、続きしても良いか?」
身体を離しながらそう問う。
「…はい。」
笑いながら蒼牙はまたソファーに身を沈めていったー。
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