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昂る4(※)
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悠さんの身体をシャワーで流しバスタオルで巻くと、ベッドまで抱えていく。
ベッドに横たわらせ、その上に馬乗りになった。シングルサイズのベッドが二人の重みで軋む。
「ダブルの部屋をとれば良かったかな。」
微笑みながらそう言うと、悠さんが困ったように笑う。
「…さすがにそれは恥ずかしいだろ。」
ツインルームの部屋。
ベッドの間の照明だけを灯し、影の濃くなった悠さんの顔に手を伸ばした。
「いつもよりエロい顔してる…。」
頬を撫でながら言うと「ンッ…お前もな」と手を重ねてくれる。
お互い昂っているのは明らかで。
少し自嘲気味に笑うと、俺は悠さんに覆い被さりながら囁いた。
「…加減できなかったらゴメンね。」
…クチュ…チュッ、チュク…チュ…
「ンッ…ぁぁ…ッ…!」
しわくちゃになったシーツを掴みながら喘ぐ悠さんの声。
うつ伏せ、腰を高く持ち上げた格好で内腿を震わせて快感に耐えている。
双丘に手を添え片手は悠さん自身を愛撫しながら、俺は後ろの蕾に舌を這わしていた。
「ハッ…もう少し我慢してね。」
一度顔を上げ腰骨に口付けながらそう言うと、「…うぅ。」と泣きそうな声を出して頷く。
ローションがないから…と理由を付けて耽った淫らな行為。
…本当はカバンに入っていると知ったら貴方は怒るだろうか。
チュッと音をたてて背中にキスを落とすと、また後孔に舌を伸ばした。
「ンア…ッ…」
舌先を尖らせ縁を舐める。
耳に心地よい喘ぎ。
固く閉ざした蕾を開くように、舌先を忍ばせていった。
襞を舐め抜き差しをすると、悠さんの足がガクガクと震えた。
俺を受け入れようと必死に耐えている…。
…いじらしくて、愛しくて、頭が馬鹿になりそうだ。
クチュ…チュッ、クチュ…グチャ
グリッ!
「あ、アァッ…ンッ!」
舌の動きと合わせて悠さんを扱く手も激しくする。
「も、離せッ…!あぁぁ…ッ…!」
手の中で悠さんの熱が弾けた。
震える背筋とひくつく蕾。
あまりにも淫らなその光景に目眩がした。
悠さんから身体を離し手の中の白濁を舐める。
眼下には快感に震え、余韻を逃そうと息を整える愛しい人の姿。
…早く挿入りたい。
俺は白濁の残りを指に纏わせると、悠さんの後孔に挿し込んでいったー。
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