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5月19日 落ちる(※)
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部屋に取り付けられた露天風呂は広く、和風の大浴場とは違いジャグジー風呂になっていた。
蒼牙は俺を座らせると、身体に湯を掛け暖めてくれる。
「我慢しないでたくさん出したから…中が気持ち悪いだろ?」
泡立てたタオルで身体を優しく洗われ気持ちよさに目を瞑っていると、耳元でそう囁かれる。
「え、…ッ…」
蒼牙は正面から俺を抱き締めるようにして後ろに手を回すと、俺を膝立ちにさせる。
そのまま手が双丘に回され、やわやわと揉まれた。
「ンッ…大丈夫、だから、自分で洗う…ンア…!」
グッと両手で広げられ、さんざん受け入れて弛んだ後孔に指を差し込まれた。
クチュ…クチ…、クチュクチュ…、
長い人差し指と中指が出たり入ったりする。
すると奥から蒼牙の吐き出した欲がトロトロと流れ出てきた。
「…ン、ぁ、アァッ…ンッ!」
蒼牙の首に腕を回し、掻き回される感覚に声を上げた。
時折悦いところを擦り、中で指を広げられる。掻き出される白濁が、内腿を伝い流れていく。
「…ハッ…悠、可愛い」
中を掻き回す指はそのままに、片手で強く抱き締められ唇を奪われた。
クチュ…、チュル、ピチャ…
ゆっくりと口腔内を舌で舐められる。
まだ流していなかった泡が蒼牙の身体と密着してヌルヌルと滑った。
無意識に下半身を擦り付ける動きをしてしまい、蒼牙自身と触れ合うことでどんどんと昂っていく。
「アッ…蒼牙、蒼牙…ン、」
必死に名前を呼び、しがみつく。
「ハッ…ンッ、悠、イヤらしくて可愛いね。…ほら、中も全部出たよ。」
チュプッと音をたてて指を抜かれ、身体を離される。
「あ…」
離れていく熱が物足りなく感じ、不満げな声を上げていた。
「…上がったら、いっぱい触らせて」
そう言うと蒼牙は身体の泡を丁寧に洗い流していく。
自身の身体もざっと流すと、蒼牙は俺の手を引いて立ち上がり浴槽に入る。
大きな風呂は二人で入っても十分な広さで、後ろから抱き締めながら膝の上に座らされた。
大きな手が腹に回され、寄り掛かるように促される。
「…見て、すごい星。」
耳元に囁かれ蒼牙の肩に頭を置き空を見上げた。
都会とは違う満天の星が輝いていて「綺麗だな。」と呟くと、腹に回されていた腕に力を込められた。
温かい湯に浸かり星を見上げていると、少しずつ身体も落ち着いていく。
このまま眠ると気持ち良いだろうな…俺はいつの間にか瞳を閉じていたー。
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