アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
愛しくて5(※)
-
side 蒼牙
クチュクチュと卑猥な音を響かせながら、悠さんの後孔をほぐしていく。
時折中で感じる凝りを指先で押し潰せば、「あァッ!」と艶のある声が響いた。
その度に身体をびくつかせる姿が扇情的で、指で解しながら乳首に吸い付き、尖らせた舌でクリクリと転がした。
チュッ、チュク··
クリクリ···チュッ、チュパッ··!
「んッ! あ、蒼牙···」
瞳に涙を浮かべながら俺の頭を掻き抱き、胸を上下させる様子に知らずと口の端が上がった。
···もっと啼かしたい、俺だけを感じて欲しい。
そんな想いに駆られて、ゆっくりと悠さんの身体に唇を這わしていった。
肩や首筋、耳を舐めあげ、綺麗に浮き出た鎖骨に軽く歯を立てる。
快感に耐えているのか震える手がそっと俺の腕に触れた。
後孔にはもう指が3本差し込まれていて、キツい締め付けに逆らいながら抜き差しを繰り返す。
グチュ、クチュ···グチュ···
ピチャッ、チュッ···チュク、
「んッ、あ、アン··ハッ、そ、がぁ···」
「···ッ! 悠··」
甘えるような声と涙の浮かんだ瞳に、腰にずくんと重い刺激が走る。
解す指はそのままに、その甘い声を響かせる唇をキスで塞ぐと、顔を両手で挟み込まれて懸命に応えてくれる。
熱い舌を絡めて口腔内を余すことなく探る。
「は、ん···フッ、ンン···」
「チュッ、悠··好きだ、好き···ンッ」
何度も何度も重ねた唇からは混ざりあった互いの唾液が顎を伝い、それを追いかけては舌で舐めとっていく。
愛の言葉を囁けば、それに応えるように指の締め付けがキツくなっていく。
···グズグズに溶けたここに、一気に挿入れたらどんなに気持ち良いだろう。
悠さんの身体を気遣うことなく、荒々しく突き上げ欲望のままに貪ったら···この人はどんな声を上げるのだろう。
いつになく狂暴なほどの欲求に襲われて、頭をひとつ振った。
そんな抱きかたはダメだとわかっている。
俺の欲望をぶつけるだけの愛しかたはしたくない。
「··ンッ、蒼牙、もう良いから···アッ、はや、く···ンアッ!」
その時、耳元に悠さんの甘い声が届きハッとした。その表情に目眩がするほど煽られる。
「···ッ! あのね、こっちはこれでもかなり我慢してるんだから···酷くしないようにって、···ンッ!」
瞳を見つめながら囁いている途中で、悠さんが口付けてきた。
薄く、熱を持った舌が唇を舐める。
「ハッ···酷くすればいい··お前になら、何をされても··」
首に腕を回し俺を引き寄せると、『何をされても嬉しいから···』と耳元で小さく囁かれた。
「··ッ! まったく、知らないからね!」
「あぁぁッ!!!」
そんなことを言われたら理性なんか保てなくて。
俺は悠さんの脚を大きく開き腰を持ち上げると、一気に奥まで挿入した。
グチュッ!グチュ、クチュ··グリュッ!
「あ、アンッ!蒼牙、あ、ハッ、待って、あぁッ!」
悠さんの声を無視して、馴染むのを待つことなく大きく突き上げ揺さぶる。
突き上げに合わせて揺れる悠さんの喘ぎ声が少し苦しそうだが、揺さぶる力を弱めることができなかった。
あまりにも気持ちよくて、感じている悠さんの表情が綺麗で。
そして、何よりも悠さんが愛しすぎて···
グリュ、グチュグチュッ! グチャッ、グチュッ!
入口のキツい締め付けと、胎内の熱さ。
そして俺自身に絡み付くうねりに、すぐにでももっていかれそうになる。
「ハッ、すごいね、悠···ンッ、もっていかれそう··気持ちいい、よッ!!」
「うあぁッ! あ、アンッ!」
突き上げる力を強くする。
悠さんの双丘に俺の腰がぶつかり、パチュパチュと卑猥な音が響いた。
悠さんの身体が上にずり上がっていくのを腰を掴んで引き戻し、繋がりを更に深くしていく。
「アン、あ、強い、から···アッ!」
仰け反り胸を突き出す悠さんの胸を撫で上げ尖りを指の腹で押し潰せば、「あ、やめ、んッ!」と涙目で訴えてくる。
「フッ、そんな目で見たら、逆効果だよ···ハッ、」
「あ、痛いって、アンッ!」
突き上げはそのままに少し強めに尖りを摘まみ首筋に軽く噛み付けば、痛みと快感の両方に声を上げる。
「ん、ごめん。···でも、何をされても嬉しいんだろ··?」
そう言って癒すように舌でゆっくりと舐めると、頭に手を伸ばして髪を撫でられた。
「ん、アッ···調子に、のるな···ンアッ! あぁ、ンッ」
言葉とは裏腹に、撫でてくるその手つきは優しくて···俺の我が儘を受け入れてくれているのが分かる。
「···うん。後で、いっぱい罵ってくれたら良いよ···ンッ、」
「ンッ··フッ、あ、もう、蒼牙···!」
口付けながら囁けば、背中に手を回してしがみついてくる。
もう限界が近いのか、名前を呼びながら背中に爪をたててきた。
「俺も、だよ···ウッ、悠··一緒に··ッ!」
グチュ、グチュグチャッ、パチュッ!パチュ、ズチュッ!!グリュ、グリュリュッ!!
悠さんの一番弱い場所を、先端で強く刺激していく。
「あ、アンッ!アッ!あぁあッ!!」
一際高い喘ぎ声と共に、悠さんが絶頂を迎えた。
背中に食い込む爪の痛みと搾り取るような中の締め付け。
耳元に聞こえる悠さんの吐息と喘ぎ声。
「クッ!!」
愛しくて堪らない恋人を強く抱き締めながら、俺は熱い胎内に欲を放ったー。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
174 / 347