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ドンッ!・翔太
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僕の名前は八九寺翔太(はちくじしょうた)22歳、背は158cmでまだまだ成長期だ!
一応社会人だよ?働いてるよ?
今日は高校時代の友達と喧嘩して、そのまま帰宅するのも嫌だから街をブラブラ歩く。
カップルが目に付く季節、上着のポケットに手を突っ込んで歩く。
イライラするからって看板を蹴ったりしない、足が痛い思いをするから。
「くそっ!なんなんだよ!二人で遊ぶ約束だったのに…彼女なんて連れてくるんじゃねーよ!」
僕だって彼女が欲しいよ!!!
一応彼女らしき人は居たよ?
胸なんか僕好みのツルツルツルペタで、背は僕より低かった。
でもね彼女が出来ちゃってさ…。
べ、別に同姓が好きなわけじゃないよ?
だって女の子とか可愛いと思うし、柔らかいって分かってるし。
「何だよ!」
地面しか見えない、でも顔は上げられない、何故って泣いてるからだよ!!!
ドンッ!
気付くのが遅くて、ぶつかってしまった。
ぶつかってしまっただけならまだしも。
「うわっ!」
「え?」
見事にバランスを崩し、尻餅を付いて転んでしまった。
「いたた…」
「オレ余所見してたわ…ごめん大丈夫?」
差し出された手を握るとグイッと起こされ、何故か助けられた人の腕の中に居る。
「ちっさ!中学生?」
「んなっ!」
誰が小さいって?一応気にしてるんだぞ!!
ムカッとして相手を相手の顔を見てやろうと、顔を上げた…後悔した。
イケメンだった。
一目惚れした。
こいつなら抱かれてもいいと思った。
「う…あ…」
「どうした?」
「あ、ありがとう…」
いい声だし、イケメンだし、惚れたし!
「お前可愛いな…」
「は?僕男だよ?」
「男でも可愛いんだから構わないだろ?」
構わないの?
まあアイツも可愛かったし、可愛いとかも何度か言われたよな…。
「あのさ…あんた彼女いる?」
「一年前までは居たかな?」
「フリーなら僕と付き合って!!!」
何だろう頭の中でウェディングベルがリンゴン鳴ってる。
「付き合えってどこに?」
「僕と!お付き合い…っ!」
「ふはは…お前、往来で大胆だな」
しまったっ!!!
知らない人がいっぱいの、往来で告白してしまった!!!
「まあ暇ならファミレスかどこか行く?」
「行く!!!」
「じゃ、行くか…」
「僕、翔太!」
「オレは秀利だ」
「秀くんって呼んでいい?」
「呼び捨てで構わないよ翔太」
秀くんに呼び捨てされた!!!
嬉しいけど恥ずかしい/////
「翔太?顔真っ赤だな」
「うぇ!?」
顔が真っ赤とか恥ずかしいぞ!!!
真っ赤とか言われて更に顔が赤くなったのが分かる、熱いもん!!!
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