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〜裕介視点〜
お昼ご飯を皆で食べることになって
屋上へきた
屋上にきてはしゃいでる松田を見て
可愛くてつい頬が緩みそうになった
「この、卵焼き綺麗にやけてるな」
俺は思い切って声をかけた
「おぉ!裕介。俺の自信作なんだ」
「俺は、そんなに綺麗に焼けないから羨ましい」
俺も少し料理をするから共通の話題ができたみたいで嬉しかった
「ありがとう。よかった1個やるよ
ほら、あーん」
「えっちょ!ま!」
松田がいきなり口の中に卵焼きを入れてきた
あーんって可愛い過ぎだろ…
卵焼きは、ちょぴり甘めで美味しかった
「美味しい?」
と上目遣いで言ってくる松田
この顔は、誰にも見せたくない
なんて俺らしくない事を考えてしまった
「はぁ…」
「どーしたの?大丈夫?」
「…あぁ」
俺に恋を教えてくれた、お前に好きって言える日がくるのか…?
佳祐にもらった卵焼きの味を思い出してそんな事を考えた
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