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メインを貰い、デザートまで食べ終える
どれもこれも美味しかった!
「満足したか?」
「ああ!美味かった!!ってなんで笑ってんのさ。」
「いや、そこは素直なんだなぁと思って」
「俺は割と素直な方だけど?」
「へー知らなかった。そろそろ行くか!」
流されたっ
くそー!!
うん?
あれ。金。
金!
やばい
給料日前で、金…ない
慌てて財布を見ると1,000円札が3枚
「なぁ、並木?いくら?」
「あ?えっとー2,000円かな。」
神様、助かりました
これでこいつに借りを作らないですみます!
「じゃあ、これで!」
「はい、さんきゅ。日白さん」
札を伝票ケースに挟んで渡すと、日白さんは優雅に微笑んでくれた。
「ありがとうございました」
「また来ます!」
「はい。ぜひ」
立ち上がるとき、なんとなくレジにいる日白さんを見た。
あれ?
数えてる札の枚数が多い気が…
「どうかしたか?」
「あのさ…」
多く払ってない?
聞いたらいいんだろうけど、結局今、払えるだけ金がないし、なんの解決にもならない
せっかくの並木の気遣いを台無しにするのも変だし…
「なに?」
「…もう一個、チョコやる」
考えた結果、こうする他ないだろ。
姉ちゃん、ごめん
ビークリスタルは諦めてください。
金は返しますので…
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