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バレンタイン 5
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600段はキツかった。
けど、時に見えるキラキラとした宝石のような夜景に目が離せなくて
繋がれた手も気にならなくなっていった。
最初はジンジンと熱を持ってきている気がして落ち着かなかったけど…
並木と俺たちの住んでるところは、あっちとかこっちとか、いや違うとか
喧嘩しながら登り切って
「「いえーいっ!!」」
異様な達成感に俺たちはハイタッチを交わした。
「楽しかったわー!ありがとうな、並木」
そう言うと並木の顔が少し赤くなったよーな…
「また、行こうな」
気のせいか
「うん!!」
3ヶ月
そんな事も忘れて俺は無邪気に喜んだ。
「さてと。そろそろ次行こうか?」
「次?」
「腹減ったろ?」
「確かにっ!」
楽しい
この時間が終わるのが勿体無い気がする
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