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どうしたら。
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「ほら、着いたぞ」
家の近くの駐車場に、並木は止めてくれた。
チャンスは今しかない
「並木っ!!」
俺は並木の腕を掴んだ
並木は少し驚いたように視線を合わせてきた
バックから見えないようにしていたチョコレートの包みを出す
「今日は悪かった!!これで許して!」
並木は眉を顰めた
あれ?違う?
「まさかとは思うけど、俺が怒ってる理由チョコレートだとかおもってないよな?」
「違うの?」
「…違うとかの問題?お前、俺にチョコレート渡せばなんでも許されると思ってない?」
「そんな!確かに前も渡したけど…」
並木は呆れたようにハンドルに倒れた
「たまーに。すっごい偶にだけど。お前は俺の考えの斜めを行くよね」
「馬鹿にすんなよっ!こっちだって色々考えたのに…」
「本当かね〜…ま、でも貰うわ」
「そんな言い方でもらって欲しくない!俺だってチョコレート欲しいのに!」
「ふーん」
あれ?
この意地悪そうな顔
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