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貰って
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「っはぁっ…はぁ…」
口が離れて、激しさに肩で息をする
「これ、貰うわ」
並木は綺麗に包まれたチョコレートの包みを開けた。
長い指がリボンを解くと、ついそれを凝視してしまう
小さい四角形の板チョコ
並木はあんまり甘いものを食べたがらないからビターにした。
「あ、これ、ユーイーズじゃん。高級ー」
一つ口に含むと、また笑む
「蒼も、食べたいんだろ?」
「そ、それは並木にあげたやつだから…」
「あおい。」
強い視線が俺を捉える
「貰って?」
視線を外せない
抵抗もできない
そのまま、唇が触れて舌が入ってくる
「っんっ!」
溶けたチョコレートが流れ込んでくる
「…っふ。うっん…」
唾液と一緒に流れ込んできたチョコレートを飲み下す
甘さ控え目なはずなのに…すごく甘く感じた
「…うーん。甘いなぁ〜」
「馬鹿野郎…何考えてんだ!」
「だって、欲しかったんだろ?」
「あのなぁっ!?」
抗議をしようとすると、助手席に伸びた手がリクライニングのボタンを押した
「ちょっ…」
椅子が倒れこむのに従って俺まで倒れる
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