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デートというものtwo 拓真
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「蒼ー。デートしよ?」
「嫌だ」
早速断られた
「どこ行きたい?」
「だから嫌だって!」
うーん
この前の映画館でのこと怒ってんのか
官能的で良かったのになぁ。
「俺は不定期の休みだし、職場は東京と新宿で若干距離あるし
わざわざ早番の日で会える時は会うようにしてんのにさー」
落ち込んだように言えば、蒼の顔が困ったように変わる
蒼は優しい
なんとなーく生きてると本人は思ってるけど、なんでも許してくれる包容力がある。
まぁ、だからいろいろ手を出して反応を見てるんだけど
最初は冗談で手を出した
でも最近、蒼の煽り力にはまりだしている。
「す、水族館に行きたい」
これまたデートの基礎、水族館
定番だけど…
薄暗い所もあるし
「分かった。地元に近い方がいいよな?」
「うん。……」
「蒼?」
「…手は出すなよ」
「知ってる?デートってなんのためにあるか?」
「お互いの理解のためだろ」
「ちがいまーす。」
耳元で囁いてやる
「手を出すチャンスを探すため、だろ?」
蒼の顔が紅潮していく。
「最低っ!変態っ!絶対、行かないっ!」
なーんて言って、来るんだよなぁ
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