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デート? ホテル9
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「はぁ…」
「溜息着くと、幸せ逃げるぞ?」
「もう、逃げてる…」
結局、拓真はずっと俺の体を苛め続けた
ようやくこうしてお風呂に入ることができたが、なぜか湯船でも拓真は背後から抱いてきた。
「痛々しいなぁ」
「っつ!誰のせいだよっ!」
「うーん?わからん」
腹立つ
俺の体には隙間なく真っ赤な鬱血が幾つも残ってる
多分後ろもそうだろうなぁ。
「これ、消える?」
「消えるだろ。消える前につけるけどな」
「あほっ!変態!」
こいつ本当変態だ。
「蒼。」
「なに?」
後ろから抱きしめてくる手が、俺の手首を優しく包む。
そこはネクタイのせいであざになっていた
「俺たち3ヶ月の関係だけどさ。蒼のこと大切にするし、こうやってエロいこともする」
「あ、あのなぁー」
「だから、蒼も俺を見て。俺だけしか見ないで。頼むから…」
悲痛な声に心が揺さぶられる
なんで
こんなに切ない声をだすの?
「たくま…」
顔を上げて、唇を触れる
拓真は驚いてた
「俺にこういうことしてくるのはお前しかいないから、安心しろよ」
拓真はどうしてか大きく溜息をついた
さっき溜息は幸せを逃すとか言ってたくせに
「全然、わかってないよなー…本当、たまにわからなくなる」
「へっ?」
「だーからっ!あの後輩、気をつけろよ」
「栗橋?なんで?いい奴だよ」
「噛んでいい?」
「えっ!な、なんで?えっちょっと待って」
その後も結局、拓真のいいようにされてしまった。
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