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外
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拓真と会うときはホテル以外では大抵外だ。
俺は実家だし、拓真は一人暮らし
一度、拓真の家に行ってみたいと言ったけど
『最後までするけど、いいの?』
絶対いかないっ!!
ていうかこいつってキスとか色々うまい
身体中に残る痕
見るたびにあの時のことを思い出す。
ってか男の触って気持ち悪くないわけ?
触られるのを拒否しない俺も俺だけど…
女にもあんなふうにしてるのかな。
あれ…なんか複雑?
モヤモヤしてるよーな…?
これってまさかやきもち?
な、わけないない。
車はあの駐車場に着く
「蒼。明日の夜、空いてる?」
「うん?多分…なんかあった?」
「尊敬する人が会えるからさ」
拓真の顔が明るく無邪気になる
「拓真でも、尊敬するとかあるんだー?」
「さりげなく馬鹿にしたな」
でも拓真の尊敬する人かー
ちょっと、会ってみたい気がする
「じゃあ、明日会社まで向かえに行くから」
そう言って、拓真の顔が近づいてくる
「…んっ」
目を閉じてキスをすれば顔から火が出そうなくらい熱くなる
「蒼ってさ」
「なんだよ…」
「蒼が思ってるほど普通じゃないよね」
「どういう意味だよっ!」
「可愛いってことですよ」
うっ
拓真のキスがおデコに落とされた。
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