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嫉妬と束縛2 by拓真
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その言葉に一瞬で頭に血がのぼる
蒼のネクタイに手をかけて、シャツのボタンを外す
「なっ。や、やめてっ!」
「やめて、ね。喜んでるくせに」
「っ!」
露わになった首筋を舐めて、耳に息をかける
ぶるぶると震える蒼に嗜虐心が煽られる
「や、だ…乱暴に、しないでっ」
「本当に?身体中に痕つけられて興奮するくせに」
「ち、がっ」
「何が違うの?自分から煽ってくるくせに」
「煽って、っないっ」
シャツに手を入れ、指で乳首をいじる
柔らかかったものが硬く尖ってくる
「っぅん!」
「すぐ、硬くなって…喜んでるんじゃん」
「喜んで、なっいっ!や、」
「嘘つき」
「…だ、めぇっ!」
勃つのを我慢してるのか両足を擦り付けてる
「ここ、俺が気持ちよくさせてやろーか?」
「っ!!!うっ…」
蒼が涙を流した
いつも以上に大粒で、とめどなく溢れてくる涙
これは…本気で泣いてる?
「あ、蒼?」
「触んなっ!!っう!」
手を叩かれる
蒼は肩まではだけたシャツをそのままに、グズグズと泣き始めてた
「蒼、ごめん。蒼」
謝っても蒼の涙が止まらない
華奢な体が揺れて、はだけた所から見える肌には沢山の鬱血が残っていた。
「俺のこと、なんだと思ってんの?」
「蒼?どうした?」
「俺はお前といると自分が変わっていってる気がして…」
ぶるぶると震える体を蒼が自分で抱きしめてる。
「俺は…お前のおもちゃじゃないっ!」
「蒼っ!!」
車から飛び出していく蒼を
俺は放心して眺めるしか無かった。
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