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栗橋 仁太4
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「先輩、あの人と付き合ってるんですか?」
「か、関係ないだろ?」
「ありますよ。俺には」
「はぁ!?」
栗橋に足を絡められて、よろける
倒れそうになるのを、支えられて
そのまま視界が天井を向いた。
俺、押し倒されてる!?
栗橋の顔がそばにある
切なそうに目が細められる
「先輩、睫毛長い…肌も綺麗。」
手が頬に触れるとゾワッと寒気がする
「あの、俺…」
「気持ち悪いですか?」
「その。ご、ごめん。」
「あの人はいいのに。俺じゃダメ?」
「そういう、問題じゃ…」
栗橋が傷ついた顔を見ると何も言えなくなる
「慣れますよ、いや慣れさせますから」
「んっあっ!」
服の上から胸の飾りに触れられて体がびくんと跳ね上がる
なんか俺、敏感になってる
「可愛い。
あの人が独り占めなんて…許せないです」
「なに、言ってんの。お前!」
「好きです。蒼先輩」
「冗談きつい…!」
「冗談じゃないです。俺は蒼先輩が好き、だから並木さんのこと関係なく無いです。」
「っやっ!やめ」
栗橋が赤い痕をなぞるように、歯を立てた
気持ち悪い…
触らないでほしい
「関係ないなんて言わないで。そんなこと言われたら誰だって傷つきますよ…」
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