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№51
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「おい、岳。起きろ。」
ふわふわした感覚の中で雅くんが僕を呼ぶのが聞こえるけど、瞼が重くて開かない。
それに、体が熱い…多分熱があるんだろう。
「岳。おい。」
「…はい…」
瞼をなんとか開けて雅くんに返事をする。
「俺学校行くけど。」
「行ってらっしゃい。」
僕はここで暮らしてから学校には行ってない。
雅くんは行ってもいいと言うけど怖くて行けません。
「お前、なんか顔赤くね?」
「多分熱あるんだと思います。」
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