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№64
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ベッドの横に置いてある椅子に座り、手首を掴んでる俺の手に大きな手が重なる。
「…大丈夫だ、俺はもうどこにもいかねぇよ…。」
真面目な顔をして言った後に優しく笑うと抱き寄せてくれた。
「突然、居なくなって悪かった…後で全部話すから、今はちゃんと手当をしてもらえ…。」
僕の髪を撫でながら雅くんはそう言う。
僕は雅くんの腕の中で小さく頷いた。
「…待ってろ。」
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