アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2
-
「あ、恭介、起きた?」
「起きた?じゃねーよ。なんで俺はここにいるのかなぁ?おっかしいなぁ。コンビニから帰るはずだったのになー」
穏やかな口調とは裏腹に目には怒気を孕んでいる。
そんな俺を見て申し訳なさそうにしゅんとする倫太郎。
「ごめん、なさい……」
「謝って欲しいわけじゃないんだよ?で、なんで俺はここにいるのかな?」
「あのコンビニの店員、恭介のことエロい目で見てた。外にいたら恭介危ないから、だから、俺、ぐぁっ!」
言葉を最後まで言い切らないうちに俺は倫太郎の腹を思い切り蹴った。
「倫太郎さぁーこれで何回目?何度言えばわかるの?俺は倫太郎に守ってもらうほど弱くないんだよ」
先程までとはうってかわり強い口調で言う。
鎖の音を立てながら、俺は倫太郎の髪の毛を掴み視線を俺へと向けさせる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 38