アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3
-
「だめ。待たない。キスならいいんでしょ?」
引き寄せられ、耳元で囁かれる。
「あ……やっ、無理、んむっ」
唇を奪われた。
え、ちょ、待っ?!
俺ファーストキスなんだけど!
そうだよDTだよ!悪いか!
唇を何度か食まれ、それから舌先で唇を開けてとでも言うように舐められて俺はつい唇を開けて田中の舌を受け入れてしまった。
「んんっ、ぁっ、はっ……」
呼吸の仕方がわからなくて息を止めていたら苦しくなった。
それに気づいた田中は一度唇を離す。
「三崎、鼻で息するの、わかる?」
心配しながら子供にするように頭を撫でる田中に少し腹が立った。
「わかってるって!」
「……三崎、キスしたことないでしょ?」
「悪いか!」
「悪くない。可愛い」
くすりと笑う田中はやはりイケメンで。
マジイケメン怖い、流される。
再び口づけられ、舌を舐められる感触にびくりとする。
思わず舌を引っ込めると田中は構わず追いかけて、また絡める。
「ふっ、う……んぁ……」
頬の裏側や上顎の粘膜を舐められると背中がゾクゾクして頭もビリビリしてくる。
なんていうか、腰のあたりが甘く疼くような、そんな感覚。
「はぅっ、ぁん、んくっ……」
「はっ、エロい顔しちゃって」
唇を離され俺は口内の唾液を飲み込んだ。
唇の端から飲みきれなかった唾液が溢れ、それを田中に舐め取られた。
「どぉ?初めてのキスは」
「ん……気持ちかった…」
他の奴としたことなんてないからわからないけど、それでも田中のキスはうまいのではないかと思う。
「あ……」
いつの間にか勃ち上がっていた息子に気づいた俺はその場にしゃがみ込んだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
27 / 38