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仕方ない
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「はぁ!?」
なんか似たようなことが前にもあったような気がするが気にしない。
「そっそんなに驚かなくてもいいじゃないか。びっくりしたよ先生。」
「あ、すみません。」
俺、なんか驚くことが癖になってきているな。
「なんでまた俺なんですか? そこは先生が行くべきでしょ。」
「いやー 、今日は先生、会議があるからな。」
くそっ。会議を理由にしやがったなこの先生。
「ほら、成瀬って日高と幼なじみだしー」
幼なじみは関係ない!って前も思ったぞ俺!
「な!この通りだ。お願い!」
と言って、俺に手を合わせ頭を下げる先生。
ここまでされると断りにくい。
結局、俺が折れた。
「わかりました。俺が行きますよ。」
「お!本当か!助かるよ。」
仕方ない。これは俺の仕事だ。
と、必死に心の中で説得したのは誰も知らないだろう。
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