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バレてた…
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さて、あいつらの行為が終わったのはいいのだが…
俺はどうやってここから出ればいいんだ?
普通に出ればいいだろう?
って思っただろうが、そうはいかない。
もし、日高や知らない男が偶然出てきたとして偶然、物置から出てきた俺と鉢合わせするなんてことがあるかもしれない。
そんなことになれば俺、本当に死んじゃうよ!?
即死するかもだよ!?
そもそも、俺は日高に真実を聞きたいんだ。
あんな光景を見といて今更なのはわかっている。返ってくる答えもわかっている。
でも、あいつの口からちゃんと聞きたい。
あの噂が本当なのか、本人からちゃんと聞きたい。
俺がどう出ようかとあれこれ悩んでいると…
「じゃあ、ワタシはおさらばしようかな。」
「あれ?もう、帰るの?」
謎の男性はどうやら帰る様です。
「レオ。ちゃんと寝るんだよ〜」
「はーい。また来てよね。スミレ。」
どうやら謎の男性は「スミレ」というようです。
それから、『ガチャッ』という音が聞こえてきた。きっとスミレさんとやらが部屋から出ていった音だ。
(これで少しは安心してここから出れるかな。)
と、思ったとき
「泥棒さんもまたね。」
(!!?)
小さい声で聞こえてきた言葉に動揺が隠せない。
この人は明らかに俺に向けて言っていた。
やっぱりバレてたんですね‥‥
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