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(・д・。)え2
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少しずつなくなっていくアイスを確認すると、男のスーツの上着を脱がせた。
下に着ていたシャツはもう汗でグチョグチョになり肌に引っ付いていた。
一番上まできっちりと止められていたボタンを三つ外し、持っていたタオルで汗を拭いてやる。男が落ち着いたのを確認するとコンビニまで走って戻り、スポーツドリンクと氷とビニール袋を買った。
男の元まで戻ると、ビニール袋に氷を入れ水を買うのを忘れていたためスポーツドリンクを少量入れて袋の口を縛り、タオルでくるんでから再度首元を冷やした。
「おい!お兄さん!!これ飲めるか?」
スポーツドリンクの入っているペットボトルを男の口元まで運ぶと、男はそれを受け取り少し飲んだ。
「はぁーー。よかった大丈夫かお兄さん」
「ありがとう。大丈夫だ」
男は話せるぐらいまで回復したようだった。
「ところで、なんでこんなに暑い日にスーツをピッチり着てたんだ?こんな格好じゃ熱中症になるのも当たり前だろ。」
「ちょっと仕事の都合で外に出ないと行けなくなってね。少しの間だから問題ないと思っていたんだが」
といいながら、顔を上げた.........。
(・д・。)え
この人めちゃくちゃイケメンなんですけど!?なんなの?汗と少し赤くなった頬のせいで色っぽいし。くっそうイケメンめぇ
っていやいや、そんなこと思ってる場合じゃないし。
「あのね、お兄さん!少しだからって油断しちゃいけないんだよ。せめて水分補給出来るように水でも持っておかなきゃ。」
「あ、あぁ。」
「もぅ、よかったよ俺が間に合って。もしかしたら死んでたかもしれないんだからな」
「はは。君には感謝しているよ。」
「本当にありがとう」
ふぉぉぉぉ!!イケメンスマイル眩しい!
「い、いや////別に.....。」
「それと、私はお兄さんではないよ。もう35になるからね。」
「え!ええええええええええええええ!!」
「嘘だ!!」
「本当だよ。あ、そろそろ戻らなくては。悪いけどこのタオルはもらっていってもいいかな?」
「は、はははははははい!どうぞ」
「クスありがとう」
そう言って、男は何処かに立ち去っていった。
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