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「あ、俺の名前は秀人(シュウト)。シュウって呼んでいいぞ」
「シュウ...」
「ん。それでお前、誰についてきたんだ?一人でこの家歩くのはちとあぶねーだろ」
「...」
「答えろよ、黙ってちゃ分かんねぇ。こんな綺麗な顔立ちしてる奴はうちにはいないからな...誰かの子供、ではなさそうだけど。」
「んん...」
この家の中では獅琉と柚木のことしか知らない麗が答えられるはずがない。
「...んー、困ったな...柚木さんのところに連れていってみるか...」
「...っ!...だ、だめっ」
「は?何で?柚木さんのこと知ってんのか?」
「ぅ...えっと...ん...」
ユズのところに連れていかれたら絶対しーが来ちゃう...!
「も...いいっ...おりる...っ!」
「あっこら暴れんな!」
麗は降りようと暴れる。
「いや...っ!はなして...!」
「馬鹿!落ちるぞ!」
秀人と麗がもめていると聞こえてきたのは麗を呼ぶ声。
「麗っ!!」
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