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その日の出来事があってから、獅琉と麗の関係は少しずつ変わり始めた。
獅琉の過保護さが増したのだ。
獅琉が部屋から出るときには扉の鍵に加え、南京錠もかけられた。
獅琉が部屋にいるときも麗をそばに置き、常に触れたがるようになった。
獅琉のことが大好きな麗にとっては嬉しいことばかりなのだが、麗が困っていることがひとつ。
獅琉のスキンシップがどんどん際どいものになっていることだ。
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