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12-1side獅琉
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獅琉の首にしがみついている麗をソファに降ろそうとするが麗がいやいやと首を振るので仕方無く膝の上に乗せて向かい合うようにして座る。
その間も麗は首筋に顔を埋めたままで。
「れーい?」
獅琉が呼びかけても顔を離そうとしない。
「麗、顔見せろよ。首に息かかってくすぐってえし...」
...つーか、この体勢やばい
最近麗に対する気持ちが溢れ出してきているのは自覚していた。
朝見送りに来る麗にキスするようになったのも最近のことだ。
幼気な麗にこんなことをしてはいけないと頭では分かっているのに我慢できない。
しかしこれでもキスだけで我慢しているのだから褒めてもらいたい。
己の欲望を麗に突き立てることができたら、と何度考えたことか。
それなのにコイツは無自覚に煽ってくるし...
今だって首筋に触れてる唇とか目の前にある項とか首に回されてる腕とか膝の上のお尻とか...!!
あー、抱きてぇ...
必死で理性を掻き集めていると耳元で麗が爆弾を落とす。
「しー...きす...して?」
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