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13-1side麗
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獅琉にいきなり押し倒され、深いキスをされた麗は獅琉に凭れて呼吸を整えていた。
うう...びっくりした...
しーが僕の口の中食べちゃった...
また胸がドキドキ苦しい...
それに何か...体が...
「麗、朝から何か食ったか?」
息が整った頃、獅琉からそう聞かれ「食べてない」と小さく答えるが、体の違和感はなくならない。
なに?どうして...?
続けて獅琉に「食べたいものはあるか」と聞かれるがそれどころではない麗は「ない」と素っ気なく答える。
...っ、体...どうしてこんなところ...
体調が悪い時とも違う自分の体の異変にじわじわと涙がこみ上げてくる。
涙目で獅琉を見上げると麗の様子がおかしい事に気づいたようで心配そうに大丈夫かと聞いてきた。
その獅琉の優しさと思い通りにならない自分の体に麗の目から涙が溢れる。
ごめんなさい...心配してくれてるのに...っ、僕、こんなの...っ
体の異変に気付かれないように獅琉の膝から降りようとするが獅琉の逞しい腕が腰に回されているため降りることが出来ない。
うぅ...っ...こんなの、しーに嫌われちゃう...やだ...っ
麗がなんとか降りようと頑張っていると獅琉の顔が近づいて来て耳元で囁かれる。
「お前...たっちゃった?」
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