アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
16-2
-
「んっとに...お前は...」
「え...」
噛み付くようにキスをして舌で麗の唇をこじ開ける。
「ふ...っ...んんっ...んぅ...」
口内で逃げる麗の舌を追いかけて絡ませる。
「ぅ...ん...ぅぁ...っん」
更に、麗が特に弱い上顎を舌先でなぞるとかわいい嬌声が漏れる。
こいつの口の中...いつも甘いな...
目の前にある真っ白で長い睫毛は扇情的に揺れていて、服を掴んでくる手は震えている。
なんか...ほんとにうさぎ食ってるみてーだな...
「ふぁ...ぅ...っんん...ん...っ」
麗の口内を余すところなく堪能してから麗に唾液を流し込み、飲み込んだのを確認して唇を離す。
二人の間に繋がる銀糸を舌で舐めとるついでに麗の唇もぺろりと舐める。
「ふ...あ...はぁっ...ん...はっ...」
「ごちそーさん」
ニヤリと笑って言うと麗が胸に凭れ掛かってきた。
「う...っ...しーの、いじわる...またぼく...ドキドキ...っ」
「ううー」と唸りながら胸に顔を擦りつけてくる麗。
「俺をドキドキさせようなんて100年早いんだよばぁか」
...なんて、ほんとはお前が何かする度にいろんな意味で毎日ドキドキしっぱなしだけどな。
────「さっきからイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャ...っ!俺もいるんだけど...っ」
運転席で一人嘆く柚木の呟きが、親馬鹿飼い主と健気なうさぎに届くことはない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
72 / 374