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20-1side麗
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「ん...ぅ...ふぅ...っんん...ぁ」
ぴちゃぴちゃと水音が響く室内のベッドの上で大きな男が小さな少年に覆い被さっていた。
「んぁ...っ...う、ンぅ...っ」
口内を探る獅琉の舌を、麗は一生懸命受け入れていた。
「し...んんっ...ゥん...ぁ...っ」
両腕は頭の上で固定され、息継ぎの間に獅琉の名前を呼ぼうとするがそれも呑み込まれる。
獅琉の舌は麗の口内を好き勝手に愛撫していく。
ひんやりとした舌が触れる度にぴくぴくと反応する麗の体。
キスをし始めてからどのくらい経ったのか、麗の意識がぼんやりとしてきた頃にやっと獅琉の唇が離れていった。
唇の端から垂れる2人の唾液を舐めとり獅琉は笑う。
「こんなでバテてたら、もたねーぞ?」
「んう...っ?はぁ、っ...は...っ」
「キス以上のこと、教えてやろうか?」
キス以上...?
酸欠状態の頭では何も考えることが出来ず、ただ首を振ることしかできない。
「んん...はぁっ...はっ...ぅ...っ」
「大丈夫...お前に天国見せてやるよ。コイビト同士じゃないとできないこと...したくないか?」
壮絶な色気を含んだ表情で囁く獅琉に見蕩れてしまう麗。
こいびと...ぼく、しーのこいびと...
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