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20-7※
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衣服を全て脱ぎ捨て、再び麗に覆い被さる。
獅琉は不安そうに見上げてくる麗の手を握り、唇にキスして囁いた。
「麗、なるべく痛くしないから...力抜いてろ」
その言葉を聞いた麗は、こくんと頷いて獅琉の手をギュッと握り返した。
「ん...ぼく、しーに...あげる...っ」
「...っばか...煽んな...」
2人で手を繋いだままもう一度キスをして、麗の後孔に己の欲望を宛てがった。
その体温に驚いたように目を開いた麗。
「アッ...な、に...そこ...しーの...」
「ゆっくり挿れるから...大丈夫...」
グッと下腹部に力を入れて麗のナカに少しずつ入っていく。
「ひ...っ...あ...しぃ...っ...いたいっ...や...ァ...」
指とは違う質量と圧迫感に麗は顔を歪める。
やっぱ痛てーよな...
「...っ、麗...力抜け...深呼吸しろ...」
「ふぇ...ァ...っ、うぅっ...」
「麗」
「アァ...っ...まっ、て...」
「待たねー、よ...っ何年待ったと思ってんだ」
麗の顳顬に流れる涙を舐め取りながら更にゆっくりと奥へ進んでいく。
一番太いカリの部分を超え、なんとか半分ほどまで収まったところで麗が小さく聞いてきた。
「ね、...っもぉっ...ァ...っ、はいっ、た?」
「まだ...半分」
「ふぇぅ...っ...も、はいんなぁっ...ぃ」
小さな麗が大きな獅琉のモノを受け入れるのは容易ではなく、麗の体に相当な負担がかかることは獅琉も理解していた。
麗と繋いでいる右手は麗の爪を突き立てられて血が滲んでいるが、麗が感じている痛みに比べたら、と考えると気にならなかった。
せめて麗の気を紛らわせるために、すっかり萎えてしまっている前に手を伸ばした。
「んん...っ...ひゃアァッ...そこ...さわっちゃぁっ...め...っ」
突然の刺激から、麗の気が緩んだ隙に収まりきっていない自身を一気に奥まで突き立てた。
「アァアアァア──ッ」
その衝撃に大きく喉を反らせて悲鳴の様な嬌声を上げた麗。
「...っく...れい...大丈夫か...?」
麗のナカは想像していたよりもずっと狭く、気を抜けば直ぐにでもイってしまいそうだった。
「ああぁ...っ...ひうっ、しぃ...しー...だっこ、して...っ」
麗は繋いでいた手を離し、涙で濡れた顔で両手を獅琉に向かって伸ばした。
獅琉はそんな麗を強く、優しく抱きしめた。
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