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22-6
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その後30分程三人で談笑して、柚木は仕事に戻り、山瀬は帰って行った。
静かになった広い部屋の大きなベッドの上で丸くなってうさぎのぬいぐるみを抱きしめ、目を閉じる。
やませさんもユズも、優しい。
周りの人と違っても、トロくても馬鹿でもいつも優しくしてくれる。
優しい人ばっかりで、僕...幸せ...
今日はやませさんとユズとたくさんお話したんだよ?早く、しー帰ってこなかなぁ...
しーがいないと寂しい...
しーも...僕がいないと寂しいのかな?
そうだったらいいなぁ...
結局麗はまともに歩けない体でドアの前まで行き、獅琉が帰ってきたらいつでもお迎えできるように待っていた。
夕方帰ってきた獅琉に無理をするなと叱られたが、反省する気はない麗だった。
─────ずっとこの幸せが続くと、信じていたのに...
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