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波乱の予感です
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紫原は赤司でさえ見せた事のない声、表情でそう言った。ここまで本気になるとは..........赤司は考えこむ、確かにあんなにかわいい新メンバーだ。みんながほっとくわけがない、赤司自身も黒子にひとめぼれなんだから。
赤「敦?」
あの紫原の言葉から止まっていた会話が赤司の手によって開始される。少し間を置いて、
紫「なに?」
まだいつもの紫原にはもどってなく、冷たい視線が赤司に送られる。しかし赤司はそれに屈せずに、
赤「あぁ、敦の言うとおり僕は何も言ってない。テツヤに手を出すなと..............だったら、..........僕もテツヤに何やってもいいって事だよな?」
少し紫原の眉がピクっと動いた。
しかしそれは一瞬の事で、紫原はすぐに表情をコロッと変えて
紫「..........うん、そーだよー」
いつもの高い声に切り替わった。
赤「じゃ、僕もテツヤを全力で奪うよ。というよりは...........絶対に僕の物にするよ。」
紫「そっかー赤ちんもか。まぁ、わかってた事だけどね。でも、..........................黒ちんは絶対に渡さないよー何があってもねー。」
紫原が笑顔で答える。だが言っている事はわらって話せる内容では無いことは確かだ。
そして、
なによりも
両者とも目が全然笑っていないのは一目瞭然だ。ましては2人の間に火花が飛び散っているのが見受けられる。
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