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夜の闇に 1 ※微エロ注意【R15】
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枕に顔を埋めたまま、ふと、昨日あったことを振り返る。
ともさんとのラジオでの会話。
雪弥さんと話した舞台のことや、他愛もない話。
そして、夜の出来事。
瞬間的に、深く考えてはいけないと思った。
けれど、どうしても割り切れなかった。
今日1日だって、フラッシュバックしないように、気を張っていた気がする。
なんであんなことをしたんだろう。
酔った勢いってやつだろうか?
そう。
ここを。
雪弥さんに、触られたんだよ…な。
夢じゃなかったよな。
自分で手を伸ばして、触ってみると、既に少し熱を持っている。
雪弥さんの指や手の平の感触を思い出しながら、ゆるゆると動かすとわずかに背筋が跳ね、浅い息が漏れる。
これ以上はマズイ気がする。
どうしようもない背徳感に襲われたけれど、それだけでは抑えきれない興奮もあった。
自分の欲望に抗えないとは、こういうことか。
これ以上はマズイ。
マズイ
絶対マズイって!
そう思うのに、手の動きは止められなかった。
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