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先輩とは 2
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「マナ、今日の仕事は、もう終わりか?」
「はい!」
「じゃあ、飯行くの付き合えよ。オレ車で来たから、ついでに送ってってやるよ」
ともさんは「その荷物で電車は厳しいだろ?」と俺の前に積まれた荷物を見てにやっと笑った。
「あ、ありがとうございます!助かります!」
俺は深々と頭を下げると「気にすんなよ」と、下げた頭を軽くポンポンとされた。
やっぱり、ともさんは格好いいなぁ。
「あ、そうだ。お前とユキの舞台っていつからだっけ?」
「来月の終わりですよ。でも来週から、徐々に稽古が始まっていくので、ともさんとのラジオの収録がもしかしたら、3本録りとかになってしまうかもしれません」
「それは別にいいんだけど、その舞台、観に行きたいつったら、チケット用意して貰える?」
「します!!」
思わず食い気味に答えてしまう。
「ともさん来てくれるんですか?嬉しいです。雪弥さんも喜ぶと思います。いつの公演のチケットがいいですか?」
「そうだな、それはまた仕事の予定みて、連絡入れるわ」
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