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打ち上げへ 3
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俺たちは、駆け足で打ち上げの会場へと向かった。
場所は駅直結のホテルにある宴会場だ。
普段、舞台の打ち上げは、もっと小さな居酒屋のような場所で行うことが多い。
けれど今回は、原作者の方も顔を出すらしく、奮発したらしい。
走ったかいあってか、指定された集合時間までに到着することが出来た。
受付場所で、名前を記入すると、専用の名札が手渡され首に下げる仕様になっていた。
「なんとか、間に合って良かったですね」
「うん、まだ全員は来てないみたいだし、ちょうどいいね」
会場内を見渡すと、確かに3分の2程度しかまだ集まっていないようだった。
しかし、開始5分前にはほぼ全員が顔を揃え、監督が壇上に立ち挨拶を始める。
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