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ホテルにて 3
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部屋に残された俺はベッドに放り投げるように寝かされたままの雪弥さんの体勢を整える。
「まなとくん?」
何とも言えない寝ぼけた声だ。
けれど、それでも俺の好きな声だ。
「あ、すいません。起こしましたか?」
「平気だよ…。真都くん、悪いんだけど、寝苦しいからシャツ脱がせて貰っていい?」
「えっ…いい、ですけど」
雪弥さんは「ごめんね、酔いすぎてボタン外せなくって…」とただでさえアルコールのせいで赤い顔を赤くする。
俺は雪弥さんに言われるがまま、シャツのボタンを上から1つづつ外していく。
言い様のない緊張感。
1つ外すごとに、シャツから素肌が見える。
目の毒だ…。
俺は極力、雪弥さんを見ないようにボタンを外した。
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