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危険な保健室【ちなは】*10
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「違う、痛いだけじゃないはずだ。お前は、こうされるのが好きなんだよ。」
「んんっ…」
耳元で囁かれながら中途半端に引き抜かれると、咥えていた穴がヒクヒクと物欲しげに収縮し、勢い良く捻じ込まれると、その圧迫感に身体が喜びに震えた。
自分のものとは思えない甘い吐息が漏れ、涙が頰を伝う。
性器で前立腺を刺激されると徐々に何かに追い立てられるように、痛みよりも快感が勝ってきた。
「あぁっ…」
ガクガクと膝が笑い、羅川が僕を突く度に身体が揺れ動く。
壊れた人形のように髪を振り乱して…
僕の意思など関係なく、ただ性欲を満たす為だけの道具に成り果てた。
嫌なのに…
この日、また思い出したくなかった男の味と形を身体に刻み込まれた。
「ふ、深いっ…」
ゾクゾクと快楽の波に酔いしれる。
こんなの、嫌なのに…
淫らに溢れ落ちる唾液と、荒く乱れる呼吸音…
僕の体内に流し込まれる白濁した命の源。
そして…
「…っ!」
その反動で、吐き出した僕の官能の証し。
あぁ、本当に自分が嫌になる。
僕なんて、この世から消えてなくなってしまえば良いのに…
「…お前の大切なものを最後まで守り抜きたいと思うなら、これからも黙って従え。それがお前に許された唯一の方法だ。」
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