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キスから始まる恋愛事情【榎月】*08
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その日も、ちなはさんと同じベットで目を覚ました。
時間を気にせず、ベットの中でお昼近くまでまどろみ、目を覚ましては触れるだけのキスを何度も繰り返しながら体を寄せて、お互いの温もりを共有し合う。
お昼になると、きいやさんを交えて三人で昼食。
私ときいやさんの好物をちなはさんが作ってくれ、それがとても美味しかった。
笑顔が絶えず、とても楽しく賑やかに過ぎる時間。
そのまま、ちなはさんときいやさんは、双子コーデで買い物に出掛け、日用品や、一週間分の食料を買い込んだ。
部屋に戻ってからは、ちなはさんと私は、まったりと穏やかに読書を堪能する。
夜も更けて、二人っきりになると、ちなはさんが私を妖艶に口説き落とし、誘われるままに唇を重ね、飢えた獣のように舌を絡めてお互いを貪り合う。
ちなはさんの白い肌が私の手で桜色に染まり、硬く反り返った楔をちなはさんの中に沈め、思いのままに彼に打ち付ける。
本能が騒めき、欲望を吐き出すその瞬間まで彼を求め続けた。
「…っ!」
勢いよく体を起こす。
今のは…
「どうかしてる…」
焦りに似た違和感を感じ、そっと静かにトイレに行くと、愕然とした。
その日、初めて男相手に下着を汚した日になったからだ…
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