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取引【ちなは】*01
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「取引…ですか?」
困惑気味に僕を見る会長サマに近付き、ゆっくりと手を伸ばす。
「今後、お弁当を含め、卒業するまでの間、僕が毎日の食事の担当をする。」
目が覚めて会長サマが黙っていなくなっている事に気付いた時は、少し寂しく感じた。
他人がいる空間で薬を飲まずに眠るなんて、今まで考えられなかったのに…
その僕が、知らない間に二度寝をしてしまった。
悪夢を見ずに眠れたのは本当に久々で、驚きの方が大きい。
「…その代わり、僕と付き合って欲しい。」
家族以外の誰かに興味を抱いたのは、生まれて初めてだ。
会長サマの手を掴んで、見上げると
「僕とセックスするのが嫌なら、無理にとは言わないよ。心だって求めない。」
腰に回させ、体を密着させた。
「ただ、僕には会長サマが必要みたいだ…」
暫く見詰め、様子を見ながら会長サマに顔を近付けていく。
逃げる事も抵抗される事もなく、素直に唇を重ね合わせた。
「その提案を受け入れれば、私だけにして下さいますか?」
「それは会長サマ次第…」
体を横抱きにされ、ベットに押し倒される。
太ももに硬いものが当たり、それだけで僕を興奮させた。
何度も角度を変えて唇を食み、タイミングを見計らって舌を忍ばせていく。
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