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取引【ちなは】*04
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そのまま口元に引き寄せ、擬似口淫のように指の一本、一本を丁寧に愛撫していく。
予想以上に、会長サマの反応がいい。
赤くなって、可愛いな…
何だろ、もっとイジメたくなる。
意外と、手や指が性感帯だという人は少なくない。
吸っては、舐め、舌の上でされるがままになっている会長サマに、今まで感じた事のない征服欲がふつふつと湧き上がってきた。
会長サマのこんな顔、今はきっと僕しか知らないはずだ。
どうしよう…
それが堪らなく僕を興奮させる。
「ち、ちなはさん…」
上擦った声で名前を呼ばれ、ドキッと胸が震えた。
会長サマの指を口から解放し、音を立てて手の甲にキスをしてから腰に移動させる。
「…そろそろイキたい?」
僕の言葉に恥ずかしそうに黙り込む姿を見て、胸がキュンと締め付けられた。
そんな顔をもっと見ていたくて、ゆらゆらと円を描くように軽く体を揺らしながら、会長サマを挑発していく。
「会長サマも動いてみる?」
主導権を握ったつもりで、ギリギリまで会長サマを引き抜き、体重を掛けて深く体内に沈め込んだ。
ぞくぞくと頭から爪先まで快楽が走る。
僕が体を落とすのと、下から突き上げられるのとタイミングが重なり、チカチカと目の前に星が飛んだ。
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