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「なにもかも忘れられるくらい、いっぱい可愛がってあげる……」
思わず顔をそむけると、今度は耳を舐め上げてくる。
「……ン、あ……ぅ……」
他の場所を触られたのとは違う甘くてもどかしい感触。
嫌なのに、切ない声が漏れる。
早くも下で主張し始めているものには気づかれぬよう、脚を閉じようとした。
しかし、ケティの体に邪魔されてしまう。
「んんっ、あ、ふっ!」
その間にも愛撫は繰り返される。
耳腔に舌先をねじ込み、浅く掘るような動き。
「っ……だっ、……そこ、あっ!」
背中が熱い。
どうしようもなく、ぞくぞくする。
「っ……やめっ!」
もちろんどんなに拒絶しても、やめてはくれない。
「ひっ! ああ、ん、っう!」
唾液が泡となり、弾ける度、情けないほど甘く喘いでしまう。
はだけたシャツの間からは彼の手と夜風が滑り込んで、肌を冷やしていく。
まるで皮膚のすべてが性感帯になったかのようだ。一つ一つの動きが強い刺激となって翻弄してくる。
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