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「舌だけじゃ足りないんでしょ?」
「ん!」
俺のものを包み込んだケティの手は冷たく、ぬめっていた。唾液だけではない、ローションの感触。
口内とは違う感覚に、腰がひくんと反応する。
「敏感ねぇ」
彼は微笑むと、ゆっくりとした動きでしごき始めた。
「……っ、んん」
一度はおさまったそこの熱が、再び込み上げてくる。
「気持ちいい?」
「……あっ、あ、……いい……んっ!」
ケティの指先は確実にツボをついてくる。
俺は彼の首に腕を回し、感じるままに喘ぐことしかできなくなっていた。
熱い。
腰から下が溶けてしまいそうに、熱い。
「今日、凄いのね。いつもより感じちゃってる?」
「は……ああっ……」
「龍広は酔うとありのままの自分が出ちゃうのよね」
「ん、あ……そっ!」
「いつも必死に隠してる、どうしようもない淫乱が」
焦らすような上下運動から、搾り取るような動きに変わる。
「ダっ、あ、……強っ!」
「傷つけられて感じちゃうところも、全部見えてる」
「っく、ひ、あぁあああああ!」
言葉攻めと指の動きの両方に、我慢ができなかった。
仰け反り、ビクビクと震えながら、手の中に放ってしまう。
あまりに早すぎる二度目の絶頂。
「……はっ、あ、は……」
猛烈な脱力感と共に彼の体から離れ、倒れこんだ。
額をシーツに押し付け、細く息を吐く。
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