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潤の欲しいもの 9
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「無理しなくていいよ。疲れてるんだよ。もう、眠ろうか?」
「眠りたいけど、眠れない。いつも、セックスしたら、疲れて眠れるんだけど」
潤が、瑶をじっと見つめた。
「潤……したいの? 僕は、もう、眠りたい」
潤が目を見開いて、瞳がかっと大きくなった気がした。
潤の手が僕に伸びた。
潤に、取り殺される。
潤の牙で噛みつかれ喉笛を掻き切られて、屠られる。
僕の目も見開かれ、宙を見つめたままになる。
死体の僕は、潤に抱かれて、潤に血を吸われる。
僕の死体を抱く潤。
僕の中に、何度も出して、僕を舐めつくす。
ああ、潤……気持ちいい。
「ん……」
瑶が目を開けると、瑶は、横たわる潤の隣で眠っていたようだった。
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