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譲の高校卒業式 2 ※
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「譲……」
「何?」
俺は、俺の名を呼ぶ恋人に、甘い気分で答えた。
「制服……高校生」
隼人は、まだ、ためらっているようだった。
「脱がしてよ、ほら。卒業式なんだから。もう、着ることのない高校の制服。隼人の手で脱がせてほしいんだ」
俺は、隼人の手を俺のベルトにかけさせた。
隼人は、俺のベルトをはずし、ズボンを脱がせた。
「そう、いいね、サイコー。隼人さんに脱がされるなんて」
「高校生……」
隼人は、ブレザー姿の俺を見て、言った。
「何? 高校生とやるの、興奮してんの? 夏目隼人ちゃん」
俺は、嬉しすぎて、はしゃいでからかった。
「違う……ダメ……高校生」
俺の高揚した気分とは、裏腹に、隼人は暗い顔で言った。
「はいはい、三十一日まで、高校生だよね。あ、もしかして、弟思い出すからダメ?」
せっかく気分がのっているのに、いつまでも、堅いこと言うなあ、と俺は面倒に思った。
「う……ん」
隼人は、俺のブレザーから目をそらした。隼人も、俺の高校の卒業生だから、見覚えある制服なんだろう。
「弟は、いいよぉ? 俺は、平気だよ、隼人兄さん」
俺は、調子づいて、からかった。
「いやだ、変なこと言うな」
隼人は、真面目に拒否した。
新鮮だった。
俺は、いつもでたらめな関係の中で生きていたから。
俺に関わった上で、なお、まともなことを言う人が珍しかった。
関わらないで、まともなことだけ説教する人は、たくさんいたけど。
「ふふっ。ごめんね、俺だよ。譲だよ。弟じゃないから、ね? いいでしょ?」
俺は、なだめすかすように言った。
根気よく口説くのも嫌いではなかった。
それで欲しいものが手に入ると思えば、わくわくする手順の一つだと思えた。
それに、獲物は、ベッドで、俺の身体の下になっているのだから、もう手に入ったも同然なのだった。
ここまでくれば、説得も、なぶっているようなものだった。
「や、ダメ」
隼人は、なおも、拒否した。
「ほんとは、興奮してるくせに。ほらほら」
俺は、片手で、また隼人のを、しごきだした。
「んっ、んっ」
さすがに、快感には勝てないようだった。
「ほーら、入っちゃうよぉ?」
俺は、男の扱いには、慣れていたから、苦もなく、指は、入っていった。
「ああぁぁ」
隼人のアナルが、ずんずん俺の指を飲み込んでいった。
「ほーら、もう真ん中くらいまで。また前立腺、触っちゃおうかなあ?」
多少嫌がる男を征するのもお手の物だった。
ましてや、隼人のように、俺のことを好きな男などは、簡単だった。
「だめ……あ……」
俺の方が体格が上まわっていたし、テクニックがあったから。
いくら、隼人が知力で優っていたからといえ、俺には勝てないのだった。
「隼人、自分で挿れてるんでしょ?」
指を軽くタップすると、隼人の息があがった。
「は……あ……」
この善良で可愛くて賢い大人の男が、俺のものになるかと思うと、嬉しくてたまらなかった。
「可愛いなぁ、隼人さんっ。高校生にやられて、こんなとろっとろになっちゃってねえ」
ペニスはふにゃりとしていたが、とろとろ先から出てきていた。
「は……あ……ぁん」
隼人の、桃源郷をさまよっているかのような、ぼうっとした、いやらしい顔つき。
「隼人さん、そんなエッチな顔見せつけないでよ。もうがまんできなくなるから」
指は増やせそうにないので、俺は指をいったん抜いた。
「あぐ………うぐ………ぐ……」
俺はベッドに膝をつき、隼人の上半身を抱き起こして、ペニスを隼人の口に突っ込んだ。
「ねえ、気持ちよくして」
隼人が苦しそうだったので、俺は、ペニスを隼人の口から出して、手に握らせた。
「はやく隼人に挿れたい。ねえ、ちゃんと広げといてよ?」
一生懸命手を動かしている隼人が、可愛いくて、がまんできなかった。
「もう一回、試してみていい?」
俺は、また彼に指を挿れた。
「あぅっ……」
俺は、部室のハーレムで数々の童貞かつ、お尻童貞を手なずけてきたので、指で乱れさせるくらいはお手のものだった。
だいたいハーレム以前から、潤や昴で毎日実践してきたので、扱いには慣れていたのだ。
そのせいで、俺に気持ちよくしてもらいたがる男どもが、群れをなして寄ってきたのがハーレムの実態だった。
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