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恋人の弟、弟の恋人?
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トモは、自分の恋人とその弟がセックスしているのを眺めたいという変な欲望が湧いた。
「トモさんまで、そんな」
潤が、不安気にトモの顔を見た。
「変だよね?」
トモは、合宿あたりから、いや、昴と付き合うようになってから、自分が変になっているのを感じた。
「なんかムラムラしてきちゃった」
潤が言った。
「トモさんのせいだよ。キスなんてするから」
潤は、色っぽかった。
「ごめん、ジュン君の制服脱がすのに興奮しちゃった」
トモは笑った。
「潤、来いよ」
昴が潤を誘った。
潤は、かったるそうに仰向けに横たわった昴にまたがった。
「あんまり挿れたくない」
潤は、言った。
「疲れてる?」
昴が聞いた。
「うん。この休み、恋人とセックスしまくってきたから」
潤は、あっけらかんと答えた。
「恋人? 男?」
昴は、詮索した。
「そうだよ」
「誰だよ、聞いてないぞ」
昴は、ちょっと不機嫌そうだ。
「教えない」
潤は、小憎らしい顔をした。
「どんなやつ? わかった。本屋の奴らだろう?」
昴は、潤に挿れようとしながら言った。
「違うよ」
潤は、腰を浮かして答えた。
「まさか援交相手? またネットで引っ掛けたか?」
昴は、手をとめて言った。
「もうやってないよ、そんなの」
潤は、昴の身体から降りて言った。
「学生?」
昴は追及した。
「そうだよ」
「あ、わかった。そいつ食ってやった」
昴が言った。
「え?」
トモが聞き咎めた。
「いつだよ」
トモが聞くと、昴が言い返した。
「トモが合コンなんかいくからわるいんだぞ」
トモは訂正した。
「合コンじゃないよ。サークルの合宿だよ」
「トモはイケメン要員で釣り餌にされてるんだから行くなよ」
「妬くなら昴も来ればよかったのに」
「俺が人嫌いって知ってるだろ?」
「そうだけど、俺をイケメン呼ばわりするなら、昴だってそうだろ?」
「わかってないなあ。トモは一般うけする爽やかイケメンだけど、俺は違うから」
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