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トモと昴と潤「見てました」
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長い絶叫の後、果てた昴は、トモの腕の中で、むくろのように冷たくなった。
動かない昴にトモは声をかけた。
「大丈夫か?」
「あ、ああ」
昴は、薄目を開けた。
「どうだった?」
「ああ」
昴は、快感を反芻するかのように白目をむいた。
「おい、なんとか言ってくれよ、感想。いいのか悪いのか」
「いい」
「本当か?」
「あんなところが感じるなんて」
昴が顔を赤らめた。
「ジュン君に聞かれたかな?」
「聞かれたどころか見てるよ」
「え?」
潤が扉のところで半分目を見せて、猫みたいに中の様子をうかがっていた。
「潤、こいよ」
潤が部屋に入ってきた。
「俺もトモさんにしてもらいたくなっちゃった」
潤が、身体をくねくねさせて、甘えたそぶりで言った。
「やめてよ、俺もジュン君にしたくなっちゃうから」
トモが言うと、
「すれば?」
と昴が、ニヤニヤしながら、そそのかした。
「じゃあ、おじゃましまぁーす!」
潤は、悪びれもせず、ベッドに上がってきて、二人の間に身を横たえた。
「あははっ」
潤は嬉しそうだ。
「ふふっ。トモさぁん」
潤が、甘えてトモに抱きついてきた。
トモは、潤を抱きしめてやった。
柔らかな髪、暖かい肌。
いい匂い。
ジュン君は、気持ちいいなあ。
トモは、そのまま、眠りに落ちた。
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