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竹春と妄想夏目
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「ん……あっ……あぁっ」
竹春は、エロティックともいえる声をもらした。
その竹春の表情をちらっと見て夏目は言った。
「もう少しですよ」
竹春は、おそるおそる下の方を見た。
夏目が竹春のモノを手に、真剣な表情で、じっと見ながら、尿道にカテーテルを挿しこんでいた。
竹春は、気をまぎらわせるために必死で違うことを考えた。
脱いでほしい。
下半身の衣服だけでいいから。
そして、またがってほしい。
そうなるように触らせてほしい。
『大洗さん、だめです。いけません、そんな』
『いいじゃないか少しくらい。あなたもたまってるんでしょう? こんなにして』
そんな妄想で気をまぎらわせながら、夏目の股間を見つめた。
こんな時でなかったら。
たとえば、街のバーで会ったなら。
一杯おごって、語らった後、あんな風に反応されたのなら。
偶然のふりをして手に触れてみよう。
嫌がられなければ、手を重ねて。
でもこの人なら、恥じらって、カウンターから見えないように、テーブルの下に手をはずすだろう。
その手を握って。
握り返してくれたなら、おもむろに、もものあたりに手をおいて、
『出ようか?』
と財布を出そう。
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