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竹春と夏目「尿道カテーテル」
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竹春は、少し落胆した。
「これからですか……」
「麻酔が効きますから、今度は痛くないと思いますよ」
夏目が言った。
「怖いです」
「さっきよりずっと楽だと思いますよ。ほら、もう入り口に入りました」
「んっ、先生……」
「大洗さん、そんな色っぽい声出さないでくださいよ」
夏目は笑って言った。
「ほら、もう半分入りました」
「そんなに入っているんですか?」
「入ってますよ」
「あっ、だめです、そこ……」
「ここが前立腺のところですね。狭いけれど、ここを抜ければ」
「あぁっ、だめです、あっ……」
「ほらっ、奥まで入りましたよ」
「あっ、出る……」
尿の出るような感覚に竹春は、驚いた。
「大丈夫ですよ、ちゃんと尿はパックの中にたまりますから」
透明な管の中を黄色い液体がベッド脇にかけられた袋に向かって動いていった。
なんという羞恥プレイだ。
「バルーンをふくらませて、固定します」
夏目が何か作業していた。
「あ……」
夏目の手が、竹春の下腹部に触れた。
「テープで固定しておきました」
夏目は、はだけていた竹春の入院着の前を隠して布団をかけてくれた。
「先生、無理を言ってすみませんでした」
「いえ、また何かあったら言ってくださいね」
「先生」
「なんでしょうか?」
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