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潤と瑶と譲「入院しろ」
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「うそっ。でも、そんなの見てないよきっと……すごく慌ててた感じだったから。心配してたよ」
「おじさまは?」
「知らないけど、とにかく2~3日でも入院してみたら? 僕も心配だよ」
「学校、休むの?」
「少しくらい平気だよ。どうせ、潤、全然授業聞いてないし」
「聞いてるよ、これ以上授業わからなくなったら困るから休みたくないよ」
「うーん、二三日くらい平気だと思うよ」
「二三日じゃすまないと思う」
「そうなの?」
「永遠に休みそう」
「そんなに疲れてるの?」
「うん……俺、変だからさ……」
看護師は、席をはずしていた。
「エッチの続きしちゃおうか?」
潤は恋人の瑶を誘った。
「え? まずいよ」
「キスしよ?」
潤は瑶を引き寄せた。
「あ……んん……」
「ほら、したくなってきたでしょ?」
「大洗さーん」
看護師の声がした。
「わあ、きたっ」
「お兄さんに来てもらいました」
「潤……なにやってんだ」
譲があきれたように言った。
「ごめ……キスしてた」
「あのなあ……お前、入院しろ」
「なんで?」
「夏目先生が、そう言うんだよ。潤は、入院した方がいいって」
「えー、夏目先生が先生ならいいけどぉ……」
「違う。超真面目な先生だから、絶対に潤に誘惑されない。残念だな潤」
「え、どんな先生? かっこいい?」
「夏目先生ほどじゃないけど」
「え、かっこいいんだ? どうしよう惚れたら」
「その病気を治療してもらえよ」
「えー。でもどっちみち超真面目なんでしょ? つまんないなー」
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